【ノルウェー・トロンヘイムで運動部・千葉恵】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は14日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第25戦(ヒルサイズ=HS138メートル)が行われ、既に個人総合優勝を決めている小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)が合計298・4点で今季、通算とも12勝目を挙げた。W杯ジャンプ男子のシーズン12勝は過去に3人しか達成していない。

 1回目に141メートルで首位に立ち、2回目に最長不倒の141・5メートルをマークして圧勝した。この試合で引退する地元のアンドレアス・スティエルネン(ノルウェー)が2位に入った。伊東大貴(雪印メグミルク)は16位、小林潤志郎(雪印メグミルク、盛岡中央高-東海大)は1回目132・5メートル、2回目124メートルで20位、佐藤幸椰(雪印メグミルク)は22位、中村直幹(東海大)は28位だった。

ヒルサイズ越え連発

 明らかに1人だけ別なジャンプだった。小林陵侑が「どうだ」と言わんばかりのヒルサイズ(138メートル)越えを試技を含めて3連発。シンプルに飛距離で他を圧倒する「らしい」強さで総合王者の貫禄を示した。