西武の開幕投手を務める多和田真三郎(富士大)がオープン戦に初登板し、4回4安打1失点とまずまずの投球を見せた。へんとう炎による発熱で調整が遅れた不安を取り除く内容に「納得するボールもあったし、まあまあじゃないかな」とうなずいた。

 強風に加え、毎年春先に苦しめられる花粉症の症状も強く出る悪条件だったが、球威はあった。一回に2死から連打で1点を失ったが、二回2死満塁で西浦を遊直に打ち取ると徐々に調子を上げ、四回はテンポ良く三者凡退に抑えて締めくくった。

 発熱の影響については「打者との感覚は鈍る部分もあったけど、フォームや球はそんなに影響は感じない」と話した。チームにとっても一安心の内容。投手陣の柱として期待する辻監督は「心配していたけど大丈夫でしょう」と安堵(あんど)した。