盛岡市青山の厨川中(佐藤精晋(きよし)校長、生徒636人)は13日、全国で「命の授業」を行っている腰塚勇人さん(53)=神奈川県=を招き、同校体育館で講演会を開いた。腰塚さんは事故による全身まひを乗り越え、社会復帰した経験を伝え、周囲の支えの大切さを説いた。

 1、2年生約400人と保護者らが参加。腰塚さんは、神奈川県内の中学校で体育教師だった2002年3月にスキー事故で全身まひとなった。医師から「一生寝たきり」の宣告を受けたが、懸命のリハビリを続け、奇跡の復活を果たした。

 「『頑張れ』と言われるのが非常につらかった」と当時の心境を吐露。「君たちの命は家族や友人などの多くの人に支えられている。先生を信じ、親を信じ、自分の命の力を信じてほしい」と訴えた。