大船渡市の第三セクター大船渡おさかなセンター(資本金2億7千万円、甘竹秀雄社長)が今月内に解散する方針であることが11日、分かった。同社が同市大船渡町で運営する水産物販施設「おさかなセンター三陸」は18日の営業を最後に閉店する。全従業員7人は解雇する。

 大船渡おさかなセンターは1991年6月設立。地元水産品を販売する「おさかなセンター三陸」を92年4月に開設した。ピーク時の売上高は96年度の4億6400万円。年間売上高8億円を目標とした事業計画に当初から届かず、バブル崩壊も重なり苦戦した。観光客の伸び悩みなどで2017年度決算(17年4月~18年3月)は売上高9055万円、経常損失1372万円、累積損失2億7168万円。18年度末時点の累積損失は2億8千万円を超す見込み。

 同社は事業継続が困難と判断し、25日の臨時株主総会で解散を決議する方針。解散後は清算手続きに移行し、累積赤字は出資金や土地売却益などを充て相殺する予定だ。