11日は低気圧が発達しながら三陸沖を北上し、県内は沿岸などで強風や大雨となった。沿岸では震災の慰霊式典が中止を余儀なくされたほか、延期や会場変更も相次いだ。

 沿岸では午後に風雨が強まり、宮古市の市津波避難訓練や山田町の東日本大震災津波犠牲者慰霊碑除幕式、大槌町の3・11集い~灯火(ともしび)~や釜石市のかまいし復興の祈りなどが中止された。山田町の3・11ともしびのつどいは12日、野田村野田の愛宕参道広場での3・11夢灯(あか)りは15日にそれぞれ延期された。

 宮古市の田老一中(中屋豊校長、生徒80人)は、防潮堤で予定していた手つなぎの場所を同校ベランダに変更。生徒たちは大雨の中、心静かに黙とうをささげた。普代村の三陸鉄道普代駅前で予定していたキャンドルナイトも同村役場に場所を移した。