盛岡・県北地域で11日、東日本大震災8年に合わせた追悼行事や講話、防災学習などが行われた。震災の記憶の風化が指摘される中、参加者は犠牲になった人たちの命の重さに思いをはせ、今後も被災地に寄り添っていくことを胸に刻んだ。

 盛岡広域首長懇談会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は、同市内丸のもりおか歴史文化館前広場などで震災の犠牲者を追悼する「祈りの灯火(ともしび)」を開いた。市民らが手作りの灯籠に明かりをともしたほか、ステージ上では出演者が被災地の復興を願う楽曲を披露。内陸避難者らは語り部として講演会に出演し、震災の記憶を伝承した。

 会場には県内外の個人、団体から寄せられた「忘れない」などのメッセージが添えられた灯籠約1万個を設置。地震発生時刻の午後2時46分には大勢の市民が黙とうをささげた。