盛岡市南仙北の専門調理師吉田真紀さん(45)は、ブラジルの在マナウス日本国総領事館の公邸料理人として今月中旬赴任する。総領事と会食する要人らゲストをもてなす「味の外交官」の役割を担う。女性の挑戦は少なく、日本の良さを伝える料理作りに意欲を燃やす。

 マナウスはブラジル北西部アマゾナス州の州都で人口213万人。任期は2~3年が見込まれ、現地での仕事は総領事の食事作りとゲストを招く会食やパーティー時の料理作り。自身は洋食専門だが、すしや天ぷらなど和食の提供も求められ、料理で日本外交を支える立場だ。

 現地の食材と味の好みが分からない不安はあるが、「総領事の希望に沿うよう作りたい。ゲストに日本はいいところだと思ってもらえるよう料理で表現したい」と抱負を語る。