釜石市鵜住居(うのすまい)町根浜地区の地蔵除幕式と東日本大震災慰霊祭は10日、同地区で行われた。震災から8年を前に、被災地に地蔵を届ける活動を展開する山形市の認定NPO法人が建立。住民ら約50人は海を望む高台にたたずむ地蔵に手を合わせ、犠牲者を悼んだ。

 地蔵は造成団地内の公園に立つ津波記念碑に並ぶように設置。認定NPO法人被災地に届けたい「お地蔵さん」プロジェクトの葦原正憲理事長が「復興のための努力に敬意を表したい。地蔵を拝み、皆さんで見守ってほしい」と述べ、関係者が除幕した。

 慰霊祭で根浜親交会(自治会)の佐々木雄治事務局長(63)が「なんとかここまで協力し合ってやってきた」と8年の時間を振り返り、住民一人一人が地蔵に花を手向けた。