2019.03.11

鬼剣舞、迫力の共演 北上で連合保存会、流遺産登録へ一丸

岩崎鬼剣舞「刀剣舞」。扇の舞の一番庭に対し、念仏が始まると同時に刀を抜き、右手で柄、左手で刀身を持って刀を立てながらゆったりとしゃがむ。輪踊りになると、刀を振り回したり肩に担いだりと風格を感じさせる8人踊り
岩崎鬼剣舞「刀剣舞」。扇の舞の一番庭に対し、念仏が始まると同時に刀を抜き、右手で柄、左手で刀身を持って刀を立てながらゆったりとしゃがむ。輪踊りになると、刀を振り回したり肩に担いだりと風格を感じさせる8人踊り

 北上、奥州両市の4団体で構成する鬼剣舞連合保存会(和田勇市会長)の風流(ふりゅう)特別公演会(両市教委主催)は10日、北上市和賀町岩崎の鬼の館で開かれた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指した活動を契機に、各団体が長年守り継いできた技と心を披露した。

 北上市の滑田(なめしだ)鬼剣舞保存会が三番庭と狐(きつね)剣舞、岩崎鬼剣舞保存会が刀剣舞と一人加護、奥州市の朴ノ木沢(ほおのきざわ)念仏剣舞保存会が本剣舞と一人怒物(いかもの)(切払い)、川西大念仏剣舞保存会が三人怒者(いかもの)と押込(おっこみ)を、省略しない正規の踊りで披露した。

 17日は午後1時から奥州市胆沢南都田の胆沢文化創造センターで開かれる。鑑賞無料。

朴ノ木沢(ほおのきざわ)念仏剣舞「本剣舞」
岩崎鬼剣舞「刀剣舞」