北上市社会福祉協議会(斎藤伸会長)は9日、同市大通りの市生涯学習センターで、市内の児童生徒や地域住民らを対象にした「地域まるまる食堂」を開いた。経済的事情などを抱えた子どもたちへの学習支援事業と同時開催。同協議会は、常設の子ども食堂がない同市での開設支援を行いながら、来年度から定期開催して地域の触れ合いの場を作り出す。

 同日は小中学生約40人を含む57人が参加。高校生以下の子どもには、昼食のカレーライスやサラダを無料で振る舞い、ビンゴ大会で交流した。子どもたちは午後、元教員や地元高校生らによる学習支援ボランティア6人が見守る中、宿題やドリル課題を集中して解いた。

 子ども3人と4人で暮らす同市の会社員女性(37)は「普段は仕事で子どもたちと触れ合う機会がないので楽しい時間が過ごせた」、中学1年の長女も「小学3年の時から来ていて、勉強で分からないところは教えてもらえるし友達もたくさんできた」と喜んだ。