遠野地域活性化の連携協定を昨年6月に結んだJR盛岡支社(石田亨支社長)と遠野市、キリンビール岩手支社(泉水謙二支社長)の3者は9日、第1弾の共同プロデュース商品として大槌復興米を使ったビールの販売を始めた。

 商品名は「TONO BEER GOLDEN ALE(エール)」で、同市青笹町の上閉伊酒造(新里佳子社長)が6千本を限定醸造。黄金色のビールは軽やかな飲み口と遠野産ホップによる爽やかな香りが特長で、釜石線を走るSL銀河をイメージしたラベルも目を引く。

 復興米は、NPO法人遠野まごころネットの主導で大槌町の被災民家跡に実った3株の稲から株分けが進み、遠野では市内農家が2014年から作付けを開始。17年には同酒造が特別純米酒「大槌復興米 たえの酒」を発売するなど商品化が進んでいる。