東日本大震災の津波で被災した陸前高田市の文化財を展示する「ずっとずっとふるさと陸前高田-〝奇跡の海〟の漁労用具-」は11日まで、同市高田町の市コミュニティホールで開かれている。市立博物館(大久保裕明館長)が収蔵する漁具や高田歌舞伎の関連史料など約80点を展示。海水に漬かるなどした文化財の修復保存の様子もパネルで紹介する。

 任意団体「津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会」(高橋広至(ひろゆき)会長)が主催し、同市での被災史料展示会は2016年以来2回目。同市が水産業を柱に発展したまちであることから、今回は漁具に焦点を当てた。

 午前9時~午後5時。入場無料。9日同1時半からは「よみがえる文化財と博物館の復興」と題したシンポジウムも開く。