久慈市山形町の霜畑小(高橋昌克校長、児童14人)の3、4年生4人は7日、復興支援をきっかけに交流を続ける大分県日出町(ひじまち)の井上マスヨさん(68)への感謝の気持ちを手紙につづった。井上さんから果物や花が贈られた2013年以降、両者は手紙や電話のやりとりでも心を通わせてきた。今年はハッサク約30個を贈った井上さんは高齢となり、今回で一区切りと考えているが、被災地を「いつまでも忘れない」と復興完遂を祈る。

 手紙を書いたのは3年の清水川結央(ゆな)さん、佐々木空さん、4年の金子真緒さん、岩脇千聖(ちさと)さん。1月下旬にハッサクが届き「甘くて『優しい味』がした」「温かい気持ちになった」などと感謝を記した。全児童の手紙に写真を添えて冊子を作り、近く郵送する。

 山間部にある同校は東日本大震災の津波被害はなかったが、16年の台風10号豪雨で校舎のある霜畑地区が被災した。井上さんは震災後に本県と宮城県の教育委員会に問い合わせ、同校には13年から自ら栽培した無農薬の果物やスイセンを寄贈。台風襲来後も変わらずに交流を続けてきた。