いのちとこころの絆セミナー(県主催)は7日、盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで開かれた。岩手医大神経精神科学講座の大塚耕太郎教授が基調講演し、勤労者のメンタルヘルス対策の重要性を訴えた。

 企業経営者や人事担当者ら約64人が聴講。大塚教授は、従業員がうつ病になれば経営にも大きく影響すると強調。「他の病気に比べ支障が出るリスクが高い。ただ、対策にコストをかけることで得られる利益も大きくなる。職員のやりがいにもつながるなど好循環が生まれる」と指摘した。

 悪化を防ぐため、職場内にゲートキーパーを養成する大切さも説明。「悩んでいる人の気持ちに寄り添うことが大切だ。一人一人の支え合いが職場内に広がればいい」と促した。