県は6日、2019年度一般会計当初予算案を発表した。総額は9355億円(前年度当初比1・9%減)で、東日本大震災後に編成した12年度当初以降で最小規模。震災と16年台風10号災害からの復興を急ぎ、県政の最上位計画である次期総合計画(19~28年度)の初年度として県民の幸福度を高める施策に注力する。

 震災対応分は2694億円(同5・4%減)で、復興事業の進行に伴い4年連続で減少。震災分を除く通常分は6661億円(同0・4%減)となった。

 事業として、震災の記憶と教訓を発信する三陸防災復興プロジェクトやラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を契機とした外国人観光客の受け入れ態勢整備、東北誘致を目指す国際リニアコライダー(ILC)の情報発信などを盛り込んだ。