連合岩手(八幡博文会長)は6日の地方委員会で、2019年春闘の賃上げ要求目安を1万500円(前年比300円減)と決め、春闘開始を宣言した。賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)、定期昇給(定昇)などの合計で賃上げ率は4・44%(同0・06ポイント増)。月給引き上げにこだわる労働者側に対し、中小中心の本県企業はベアへの慎重姿勢が強く、交渉は激しくなりそうだ。

 約60人が出席。八幡会長は「月例賃金はもちろん、賃金水準の引き上げにこだわる。企業間、雇用形態間の格差是正も求められる」と訴えた。

 要求額は18年の連合岩手賃金実態調査を基に算出。ベアは平均賃金の2%相当の4800円、定昇に当たる賃金カーブ維持分4400円、地域格差解消分1300円。今年から算出対象を組合員300人未満に絞ったため昨年より低い目安額となったが、賃上げ率は連合本部が掲げる「4%程度」を上回る。