県教委は6日、2022年度までに県内全ての公立小中学校と高校で、児童生徒の名前を男女別にしない名簿を使用する方針を示した。県教委は県男女共同参画調整委員から2度にわたって、名簿の導入促進勧告を受けている。小中学校で導入が進んでおらず、県教委は名簿利用の推進に向けて市町村教委に理解と協力を求めている。

 目標値は、県の次期総合計画案に盛り込んだ。小中学校は22年度までに段階的に引き上げる設定で、小学校は19年度、中学校は20年度に半数の学校での導入を目指す。高校では19年度に全校での実施を掲げた。

 県教委の調査によると、18年度の混合名簿使用率は高校81・3%、小学校39・0%、中学校では21・4%。名簿を別にする理由に、小学校の24・3%、中学校では22・0%が「男女別で不都合がなく、慣習で継続している」とした。