大槌町が進める旧役場庁舎の解体工事は5日から、基礎の解体撤去作業が始まった。既に解体した本体のコンクリート片の搬出は今週末にも終わる見込み。平野公三町長は同日の定例記者会見で、旧庁舎の保存や熟慮を求める手紙や電子メールが町内外から16件届いたことを明らかにした。

 基礎撤去は旧庁舎東側から始め、重機で深さ約1・5~約1・8メートルを掘り、地中のコンクリート基礎を撤去。今月下旬ごろから埋め戻し・整地作業が始まる。

 旧庁舎の解体に関し、1月以降に町に寄せられた手紙は9件(町内1件、町外7件、不明1件)、メールが7件。平野町長は「解体が進んでいるからこそ、町民の命を守り、多くの災害に対応できる取り組みを進めていく」と強調した。