陸前高田市長選で3選した戸羽太氏(54)は投開票から一夜明けた4日、岩手日報社の取材に対し、2019年度に地域交付金制度を創設する方針を示した。11地区に500万円ずつ支援し、道路の修繕や交通手段の確保など地域課題の自主的な解決を促す。

 交付金はコミュニティ推進協議会単位で交付し、解決したい課題や要望の優先順位を住民同士で話し合い、対応を決める。使途は基本的には自由だが▽飲食目的は禁止▽毎年度使い切る-などの規定は設ける予定。工事の発注などは市が仲介する。

 市内では、道路の早期修繕や高齢者の交通手段の確保、橋の改修など多様な要望が地域から寄せられる一方、膨大な震災関連事業にエネルギーを割くために細やかに対応する余力がない状況となっていた。