岩泉町岩泉のうれいら商店街は、インバウンド(訪日外国人客)の受け入れ態勢強化のため商品や広告宣伝物の多言語化に取り組んでいる。2、3の両日は県内の外国語指導助手(ALT)らが商店を巡って商品説明を翻訳したり、事業者に感想を伝えるなどした。同町の龍泉洞を訪れる外国人観光客や宮古港に4月に寄港する外国客船ダイヤモンド・プリンセスの乗客らをターゲットに見据える。

 盛岡市、田野畑村のALT4人が2日間で商店街の4店舗を訪問。菓子店「中松屋」は3日、創作和菓子数点を試食してもらい、外国人に好まれそうな味や食感を聞いた。手作り雑貨店「横屋手しごとや」では、店内施設の説明や客との基本的なやりとりを英語で学んだ。

 中松屋の従業員佐藤大(はじめ)さん(32)は「白あんを使ったお菓子が好まれたのが意外だった。和の要素がある方がいいことが分かった」と熱心に耳を傾けた。