矢巾町煙山の実相(じっそう)寺(晴山弘俊(こうしゅん)住職)の奇祭、スミつけ祭り(実行委主催)は2日夜、同寺裏の観音堂で行われた。町内外から参加した家族連れら約400人が顔に炭を塗り合い、無病息災や災難消除を祈願した。

 四百数十年前から続く地域の伝統行事。積み重ねたスギの枝の中にご神体を入れて点火し、炎が収まってから「消しスミ」を塗り合った。この日ばかりは無礼講で、年齢も知人も他人も関係なし。顔を真っ黒にした参加者は笑顔で、幸せな一年になるよう願った。