第19回平泉文化フォーラム(県、県教委、「世界遺産平泉」保存活用推進実行委、岩手大平泉文化研究センター主催)は2日、奥州市江刺大通りの江刺体育文化会館で2日間の日程で始まった。初日は約200人が来場し、専門家による多様な研究成果に理解を深めた。

 徳島文理大の清水真一教授が「世界遺産平泉の保存管理に向けて-アジアの都市遺産・仏教遺跡の課題と取り組みから-」と題して基調講演。中心的遺跡と周辺の遺産が一元的に保存管理されているアジアの世界遺産の例を紹介し「平泉の魅力を伝えるためには面的な文化の広がりへの理解促進が肝要。広域的散策エリア設定などの工夫が必要だ」と指摘した。

 柳之御所遺跡(平泉町)の遺跡報告や三つの研究発表も行われた。