4番譲らぬ 山川大飛球

全体練習の後に打撃練習する西武・山川穂高=日南・南郷

 西武の山川穂高(富士大)が2日、宮崎県日南市でのキャンプで昨季のパ・リーグ本塁打王の実力を見せつけた。フリー打撃で43スイング中、18本の柵越え。その後もロングティーでひたすら大飛球を打ち続け「飛ばしてなんぼと思っている」と平然と言ってのけた。

 練習では全球本塁打狙い。「本塁打を打つことが調整」と言い切り、外野スタンド奥に設置された防球ネットに次々と打球を当てた。練習では連続して柵越えを打つことを重要視するそうで、この日は最高で4連発。「連発している時はゾーンに入っている。あれが大事」とうなずいた。

 リーグ連覇と、11年ぶりの日本一を目指すチームにとって今季も打線の中心だ。「4番は絶対に譲らない」と覚悟を胸に、さらなる進化を見せるための準備を進めている。

「感覚いい」 多和田34球

ブルペンで投げ込む西武・多和田真三郎

 開幕投手候補の多和田真三郎(富士大)がブルペンで初めて捕手を座らせ、34球を投じた。「まあまあって感じです」と言うように、まだ球が高めへ浮くことが多かったが、焦って仕上げる必要がある立場ではないだけに、順調さもうかがわせた。

 昨季は16勝を挙げて最多勝に輝き、今季はエースへの飛躍が求められる。オフには球威をさらに向上させるために重さ2キロの球を使って指の力を鍛えてきたという。「最初から感覚はいい」と効果を実感していた。