自動車部品製造のサンケミカル(静岡県富士市、資本金3千万円、鑓田(やりた)真一社長、従業員180人)は、金ケ崎町永沢の金ケ崎工場を拡張し、小型車用樹脂部品の増産に乗り出す。10月に東北最大級の部品加工機を備えた新工場を建設し、生産能力を約20%伸ばす方針。北上市相去町に立地する東北工場の設備も強化する計画で、両工場を柱にトヨタ自動車関連の生産と雇用を拡大させる。

 新工場は鉄骨平屋で床面積約3300平方メートル。3月中旬に着工し、10月ごろに完成する予定。既存工場へのクレーン設置に伴う改修費を含め総事業費は約7億円と見込む。

 樹脂を加工する東北最大級の射出成型機(1800トン)を設置する。東北工場の機材の一部を新工場に移転する一方、東北工場に新型の同成型機を導入。金ケ崎町に完成車製造の岩手工場を構えるトヨタ自動車東日本(宮城県大衡(おおひら)村)に向けた樹脂製の内外装部品を増産する。