西和賀町の西和賀高(鈴木尚校長、生徒102人)は26日、生徒が町の未来を考える本年度最後の「いのち輝く百年創造塾」を開いた。1、2年63人が4回にわたり町職員と意見交換して見いだした課題から、活性化に向けたアイデアを披露。町特産の西わらびを使った新商品の販売案などを考案したグループなど5分野の代表が3月、細井洋行町長らに「施策提言」する。

 生徒は産業、観光、医療健康、教育、定住促進の5分野16グループに分かれて発表。地元課題や考案したアイデアの実現性などを模造紙1枚にまとめ、3分間で簡潔に伝えた。

 生徒は人手不足や高齢化の現状を踏まえ、温泉宿が連携した宿泊客の受け入れ案や、町の雪あかりイベントを活用した同校入学希望者の増加策などを披露。「地域の結び付きが強く、外部の意見を受け入れにくい体質がある」と熱弁をふるう場面もあった。

 20~40代の町職員9人が審査し、各分野の代表を決定。産業分野の代表グループは、町特産の西わらびを使ったパフェやタピオカドリンクなどの新商品を開発しキッチンカーで販売する案を紹介。1年の高橋愛矢(あや)さんは「流行と特産品を組み合わせて考えた。実現されればうれしい」と充実した表情を見せた。