矢巾町流通センター南の寝具卸エビー(小野家弘実代表、従業員16人)は26日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク盛岡支店によると、負債総額は約4億5千万円。

 同支店によると、エビーは1924(大正13)年、製綿業として設立。かつては綿布団を主力商品として東北全域の専門店や衣料品店、百貨店などに販路を有し、ピークの86年3月期の年間売上高は33億円に達した。

 しかし、需要減や得意先の業況低迷などから近年は採算割れが続き、財務が悪化。東京商工リサーチ盛岡支店によると、2017年3月期決算は年間売上高約3億8千万円に減少。関連会社解散に伴う特別損失計上もあって約1億2700万円の当期純損失を計上するなど資金繰りが限界となり、25日に事業を停止した。