盛岡市前潟・土淵地区にJR田沢湖線の新駅が設置される可能性が高まった。市は2019年度、前潟駅(仮称)の設置をJR東日本に要望する方針を固めた。JR側は「前向きに協議」に応じる方向で、成立した場合、早ければ23年にも完成する。建設地はイオンモール盛岡の北側を想定し、地元住民だけでなく買い物客の利便性が高まる。

 構想では、新駅はイオン裏手の民有地への設置を想定し、ホームと待合室付きの駅舎、駐輪場付きの駅前広場などを整備。市の事業費は11億円程度で、財源には国の補助金や起債などを活用する。

 市は19年度の早い時期にJR東に新駅設置を要望し、基本協定締結後に住民への説明や用途変更手続きに入る。年度中に策定する市立地適正化計画にも内容を盛り込み、詳細設計や用地交渉、建設工事着工は早くても20年度になりそうだ。

 JR盛岡支社広報室は26日、岩手日報社の取材に対し「盛岡市による土地取得や予算確保などが前提となるが、前向きな協議をしていきたい」と答えた。