大槌町民らによる手作り演劇「おおつちバラエティーショー」(実行委主催)は24日、同町末広町のおしゃっちで開かれた。出演者たちの思いのこもった熱演に観客は大きな拍手を送った。

 タイトルは「劇場で会おう!俺とオヤジの青春狂騒曲」。地方の小劇団で劇場の建て替え問題を機に、劇団の在り方について団員らの世代間の意見衝突が起きる。だが、亡くなった役者仲間「耕平」の演劇への思いに想像を巡らせながら対立を乗り越え、古い劇場での最終公演に向け、一つになっていく様子を描いた。

 公演は2回行い、計約330人が来場。ゲスト出演した東京都在住の俳優中村真季子さん、彩木りさ子さんとスタッフ含め、町民ら約20人で舞台をつくった。

 出演者らは真剣なまなざしと気迫のこもった発声で観客の熱い視線を集め、大槌弁や実在する町内の人、店の名前をちりばめたユーモアある「ご当地演劇」で笑いと感動を誘った。