いわて産業振興センター(盛岡市、立花良孝理事長)は2019年度、県内で集積が進む半導体関連産業の人材育成を強化する。7月には求職者を皮切りにメンテナンス分野を学ぶ講座を初めて開く予定で、3年間で総事業費約1億円を見込む。半導体製造大手の東芝メモリ(東京都)が北上市で新工場の建設を進める中、地場企業の参入が期待できる同分野に照準を合わせた育成プログラムを組み、取引拡大につなげる。

 求職者向けの講座は1回10日間ほどのコースで定員は30人程度。19年度は2回の開催を見込む。初回はポリテクセンター岩手(花巻市)や北上オフィスプラザ(北上市)などを会場に、大手企業関係者ら専門家が講師を務める。

 ▽機械▽電気▽ガス▽薬品▽品質▽安全―の6項目を主なテーマに、半導体業界で勤務した経験がない人も製造装置のメンテナンスの知識を身に付けられるようにする。国の補助事業を活用し、19年度の事業費は3400万円と見込む。