地域資源を生かした観光商品の開発に取り組む二戸地域雇用創造協議会(会長・藤原淳二戸市長)は23日、九戸村で岩手木炭の魅力を発信するツアーを初めて行った。県北は生産量全国一の県産木炭の主産地。参加者は食や体験を通じ、岩手木炭の品質と里山の暮らしの魅力に触れた。

 県内外から約20人が参加。原木林を見学し、年間約70トンの木炭を生産する同村山屋の七戸産業を訪ねた。同社の七戸智広代表や県木炭協会(盛岡市)の阿部哲業務課係長の説明を受け窯を見学。炭出しやまき割り、木炭の詰め込みを体験した。

 岩手木炭は2018年、農産物などをブランドとして保護する農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された。参加者は火つきや火持ちの良さ、煙や炎の出にくさなど特長を学んだ。昼食は郷土料理に加え、木炭を使ったバーベキューで菜彩鶏(さいさいどり)や佐助豚などブランド肉を味わった。