菊池雄星が再び野球少年に戻った。オープン戦の開幕ゲームでベンチ入り。「メジャーリーガー」となった喜びをあらためてかみしめた。

 キャンプ地・ピオリアでの試合。球場には多くの観客が訪れ、球春が本格的に到来した。プレーボール前の国歌斉唱、鳴り物がなく声援だけの応援。メジャー特有の雰囲気に浸った背番号18の表情はにこやかだった。「オープン戦とはいえ、ベンチに入ってメジャーの雰囲気を味わえたのは、すごく幸せな時間だった」と振り返った。

 イチローが昨年5月以来の実戦復帰という歴史的な瞬間にも立ち会った。「一ファンとしてベンチで見ていた。すごく興奮した。イチローさんがプレーされて、オープン戦が始まって、やっとメジャーに来たんだという実感が湧いてきた」と感慨深げだった。