盛岡市上田の岩手大(岩渕明学長)は2019年度、留学生の受け入れ拡大に向けて、学内にある宿舎の国際交流会館を増改築する。現在の36部屋から87部屋に増やし、留学生数も229人から将来的には300人に拡大する方針だ。外国人がさらに増える見込みの日本の社会では、共生への理解が不可欠となる。地域課題を国際的な視点から解決する人材の育成を目指す同大の魅力を発信すると同時に、本県の国際化にもつながりそうだ。

 同大国際課によると、国際交流会館の北側に軽量鉄骨造り2階建ての宿舎1棟を新築。単身用の48部屋を設け、9月の完成を目指す。鉄筋コンクリート造り4階建ての現在の建物は、計36部屋を留学生と研究者の単身用39部屋に改修。12月までに整備する。

 同大の2月1日時点の留学生は229人。そのうち居住環境を確保しなければならない交換留学生は38人いるが、同会館の部屋数では足りず、学生寮や民間アパートの借り上げで対応していた。