【オーストリア・ゼーフェルトで運動部・斉藤大樹】ノルディックスキーの世界選手権は20日、オーストリアのゼーフェルトで開会式が行われ、開幕した。式典は地元有志のダンスや合唱などの舞台が銀世界を彩り、会場は国内外から集まった観客の熱気に包まれた。21日から競技が本格的に始まり、県人3選手の活躍に期待がかかる。

 日本選手団はスタッフらが出席。いずれも八幡平市出身でジャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)、兄の潤志郎(雪印メグミルク、盛岡中央高-東海大)、複合の永井秀昭(岐阜日野自動車、盛岡南高-早大)らは調整を優先し参加を見送った。

 アルファベット順に入場行進。「JAPAN」とアナウンスされると、観衆は「小林陵侑」や「(複合の)渡部暁斗」などと声を発し、日本が誇るトップ選手の名前が飛び交った。

「しっかりやっていければ」

 世界一への挑戦が始まった。ノルディックスキーの世界選手権でジャンプ男子の優勝候補、小林陵侑(土屋ホーム)が20日、インスブルックのラージヒル(ヒルサイズ=HS130メートル)で初の公式練習を終え「しっかりやっていければ」と引き締まった表情で話した。

(インスブルック共同=柄谷雅紀)