盛岡市と東京都文京区は20日、友好都市提携を結んだ。両市区は同市で生まれ、同区で生涯を閉じた歌人石川啄木(1886~1912年)を縁に交流を続けており、啄木の誕生日でもある同日に提携書に調印し、盛岡駅前滝の広場に設置した記念碑のお披露目や記念講演も行った。今後は教育文化、スポーツ、産業振興など幅広い分野で連携し、住民同士の交流機会も増やす。

 成沢広修(ひろのぶ)区長らが同市を訪れ、谷藤裕明市長ら両市区の関係者が記念碑を除幕。姫神小桜石を使った高さ1・5メートルの碑に啄木のひ孫の石川真一さん(54)=会社員、東京都世田谷区=が揮毫(きごう)した。

 近隣のホテルで行われた調印式では真一さんが立ち会い人となり、成沢区長と谷藤市長が提携書に調印して握手を交わした。

 同市の姉妹・友好都市締結はカナダ・ビクトリア市、沖縄県うるま市に続いて3件目。