【オーストリア・インスブルックで運動部・斉藤大樹】ノルディックスキーの世界選手権は20日に開幕し、オーストリアのゼーフェルトとインスブルックで3月3日まで実施される。本県関係は八幡平市出身の3選手が出場。中でも今季のワールドカップ(W杯)ジャンプ男子22試合で11勝を挙げ、個人総合首位を独走する小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)が日本人初の個人2冠を達成できるかが注目される。

 小林陵は2大会連続2度目の出場。前回は団体メンバーで7位に入ったが、個人の出場はなかった。助走路のフォームを修正した今季は絶好調。W杯は第2戦で初勝利を挙げると、年末年始のジャンプ週間は4戦全勝で史上3人目の完全制覇を果たした。

 ジャンプ男子の小林潤志郎(雪印メグミルク、盛岡中央高―東海大)は2大会ぶり2度目の出場。昨季はW杯で初勝利を挙げたが、今季は5位が最高と波に乗れていない。大舞台で納得のジャンプをそろえて復活の足掛かりにしたいところだ。小林陵と兄弟そろって出場予定の団体でメダル獲得を目指す。

 複合の永井秀昭(岐阜日野自動車、盛岡南高―早大)は4大会連続5度目の出場。2013年のラージヒル5位が個人種目の最高成績だ。今季のW杯個人は2度の11位が最高。35歳のベテランは前半飛躍で好位置につけ、得意の後半距離で上位に食い込みたい。