盛岡市の県交通(本田一彦会長)は1日、同市中心部の路線で電気バスの運行を開始した。静かで環境に優しく、長距離走行できる「三拍子」そろった新車両。県内一般営業路線での電気バス導入は県北バス(盛岡市)に続く2例目で、盛岡市では初めて。段階的に増台しながら災害時の活用や運転手不足対策にもつなげる方針だ。

 同日は同市の盛岡駅前のバス乗り場で出発式を行い、本田会長が「騒音が少ないだけでなく、故障を抑えられる構造も特長だ。運行を通じて地域に貢献したい」とあいさつ。同社関係者らがテープカットして安全運行を誓った。

 導入したのは定員56人の大型バス1台で全長12メートル、幅2・5メートル、高さ3・4メートル。エンジンを積んでいないため静かで、排ガスも出ない。矢巾町の矢巾営業所に充電設備を設け、連続で約250キロ走れる。