盛岡市の社会福祉法人岩手愛児会(藤沢昇会長)が運営する「もりおかこども病院」(米沢俊一院長)は3月31日で入院部門を閉鎖する。小児専門病院として約30年にわたり、重い障害のある子どもらを受け入れてきたが、入院患者減など経営上の理由から病床維持が困難になった。患者の家族からは長年の受け入れに感謝の声が上がる。4月1日からは診療所化して外来診療を継続し、他医療機関との連携も強めていく。

 同会によると、入院部門の閉鎖は、少子化や感染症予防の進歩で入院患者が減少したことが影響した。現在64床ある入院ベッドを無床化し、入院中の患者は矢巾町の県立療育センターと同市の国立病院機構盛岡病院に転院する。

 4月からは「子どもは未来もりおかこどもクリニック」として、小児科と小児歯科の外来診療のみを継続。児童精神科は3月末で終了する。