住田町に移住し、狩猟免許を取得した女性3人でつくる「チームいただきます」は16日、同町世田米のまちや世田米駅で映画鑑賞やハンターの経験談を聞く催しを開いた。田舎暮らしの良さを住民と一緒に捉え直そうと初企画。「よそもの」で若い女性という少数派の視点から、住田での豊かな暮らしを実現するアイデアを見つけ、発信する。

 3人は一般社団法人SUMICAの菅原優衣さん(26)、町教委の教育コーディネーター小宅優美さん(26)、林野庁から町林政課に出向している横江美幸さん(27)で、2018年に同町に移住した。

 食べることが好きという共通点からチームを結成し、同町の補助金を利用して12月までに狩猟免許(網、わな、猟銃)を取得。県のいわて若者アイディア実現補助事業の助成を受け、狩猟のほか教育や林業、まちづくりなどそれぞれの得意分野と住田の魅力を絡めた活動を目指す。

 同日の「住田とけものと狩人と。」と題した催しには町内外から15人ほどが集まり、田舎暮らしを描いた映画「リトル・フォレスト夏・秋」を鑑賞。50年以上狩猟を続ける同町上有住の橋本勝美さん(72)が自給自足生活や変化する狩猟の環境について語った。