老朽化のため、JR東日本が遠野市に建て替えを打診している遠野駅舎の在り方について、同市は本年度内に同社へ方針を伝える方針だ。18日に庁内にプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、25日には市民団体、駅舎の未来を考える会(河野好宣会長)と約9カ月ぶりに協議する。昨年6月に「現在の駅舎と同規模の駅舎兼集客施設の建設」で同会と合意しているが、その後駅舎の保存を求める署名活動などもあり、最終結論を出せずにいた。

 PTは市環境整備部の職員らで構成。市は25日の協議を経て方針を固め、3月末までにJRに伝える。

 JRは2014年9月、規模を縮小した建て替えを提案。市は15年2月に地域の主要団体で発足した「考える会」と歩調を合わせ、保存活用を視野に望ましい駅舎の在り方について意見交換などを重ねてきた。