二戸市は来年度から、全小学校の高学年児童に週1回新聞を配り、朝学習に活用する方針だ。新聞で子どもたちの世界を広げ、活字を読む習慣づくりにつなげる。

 市内8小学校の5、6年生約400人を対象に、岩手日報が毎週火曜に発行しているこども新聞を配布。朝学習の時間を活用して県内外の記事を読み、社会情勢に理解を深める機会を提供する。

 具体的な学習方法については今後、市教委と各学校が協議し、いずれは記事のスクラップなどにも取り組みを広げることを検討している。市は長期休みなどを除く8カ月分の新聞購入費として60万円を2019年度一般会計当初予算案に計上した。

 市教委によると、市内で新聞を購読する家庭は減少傾向にある。一方で、図書室にある新聞を読む児童生徒は比較的多いという。

 市教委の鳩岡矩雄教育長は「子どもたちには新聞を読む楽しさを感じ、世界、見方、言葉を広げてほしい。こども新聞をきっかけに、新聞を読む習慣もつけてもらいたい」と期待する。