子どもの預け先どうしよう―。皇位継承に伴う4月27日から5月6日までの10連休、保育園は県内でも暦通り休園となるところが多くなるとみられる。休みが取れない保護者からは育児と仕事の両立に不安の声が上がるが、連休を決めた国は対策を打ち出していない。自治体や施設側は休日保育のニーズなどを注視しながら対応を模索する。

 「休日保育や夫の休みを調整して何とか乗り切りたい」。2歳の長男を育てる滝沢市鵜飼の三上有美さん(32)は飲食店に勤める。10連休は繁忙期となりそうで、ほとんどが仕事となる見通しだ。自身の経験を基に「飲食やアパレル業は子育てとの両立が大変ではないか」と思いを巡らせる。

 通常、一部の保育園や幼稚園は土曜も開所するが、日祝日は休み。今回の10連休では4月27日以外の9日間は利用できないことになる。事前申し込みで指定の園に預けられる休日保育の制度もあるが、保育士の数などによって受け入れ人数が限られる場合がある。

 現時点では仕事の休みが見通せない家庭も多いとみられ、どれほどの受け入れ態勢が必要なのかは不透明だ。盛岡市では保育園89施設(4月時点)のうち6施設が休日保育を実施。市は保護者の声や他自治体の動向を見ながら対応を検討する。

 人手不足の施設側は人員態勢に頭を悩ませる。滝沢市内で10施設を運営する市保育協会(小山尚元理事長)は2施設が休日保育に対応。このうち鵜飼保育園では普段の祝日に20人以上が利用しているが、連休中に必要な人員はまだ見通せない。