県内の祭りに参加する外国人が増えている。インターネットや会員制交流サイト(SNS)による口コミがきっかけとなった例が多く、11、12日は県南の祭りやイベントで多くの外国人が本県の文化や伝統に親しんだ。祭り関係者は、参加者が本県での体験を世界に発信することで、一層参加者が増えるよう期待する。

 一関市大東町の大東大原水かけ祭りには、東京都のシステムエンジニアロビンズ・ロビーさん(31)=米国出身=が3度目の参加。仲間と共に完走して体から湯気を上げ、「冷水の中を走り終えると仲間の絆が強まる。とてもユニークだ」と魅了されていた。

 奥州市水沢黒石町の黒石寺蘇民祭でも外国人が下帯姿で気勢を上げ、横浜市の観光業ドーアン・メスットさん(36)=トルコ出身=は「日本人の友人に誘われ参加した。こんな過酷な祭りは初めてだが、声を出しているうちに毎年参加している気分になった」と打ち解けていた。