岩泉署(千田武彦署長)は12日、田野畑村で東日本大震災の行方不明者の捜索を行った。発生から7年11カ月が経過した今も帰りを待つ家族を思い、手掛かりを探した。

 署員3人が参加。雪が舞う中、同村切牛の切牛海岸や島の越漁港周辺を捜索。黙とうをささげ、約400メートルの海岸を警杖(けいじょう)で砂利を掘り返しながら遺骨や遺留品を探した。

 2月に同署に着任し、管内の捜索に初めて参加した吉田陸幹巡査(19)は「8年を迎えるが被災地は、津波の爪痕が残っている。活動を続け、少しの手掛かりでも被災者へ届けたい」と作業に当たった。

 同署管内の行方不明者は15人。