【東京支社】岩手県南、宮城県北の11市町議会は13日、超党派の国会議員による国際リニアコライダー(ILC)建設実現議員連盟、文部科学省に対し誘致を要望した。

 一関、奥州、大船渡、陸前高田、住田、金ケ崎、平泉、気仙沼、登米、栗原、南三陸の各議会から15人が上京。同議連の河村建夫会長や藤原崇衆院議員(比例東北)との懇談では一関の槻山隆議長が「東北への加速器関連産業の集積が進む。国際的な科学研究拠点として世界に大きく貢献し、新たな地方創生につながる」と実現を求めた。

 河村氏は「国際研究者組織が3月7日までの日本政府の意思表明を求めており、政府に前向きな姿勢を示してもらえるよう最後の詰めを行っている。財界にも働き掛けるなど強力な運動を展開したい」と答えた。

 同省では研究振興局の磯谷桂介局長が対応。出席者によると、磯谷局長は「関係省庁と検討している段階で、3月上旬ごろには方針を示したい」と述べた。