穏やかな日差しが降り注ぐ昼下がりに米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)がアリゾナ州テンピの室内練習場の打撃ケージから姿を現した。キャンプインが目前に迫った11日、練習の様子は見られなかったものの、通訳がバットを手にしていた。昨年10月に受けた右肘手術からのリハビリが着実に前進していることはうかがえた。

 1月下旬にロサンゼルスで執刀医の診察を受けた。エプラー・ゼネラルマネジャーは直後に「今は力が100パーセントではない。右半身の強度が付けば、そのうちスイングできるようになる」と説明。右半身に制限のないウエートトレーニングが可能になって10日ほどが経過し、バットを使っての練習ができるまでに回復したようだ。

 キャンプ地の球場の正面入り口には主力のトラウトやプホルスらと並んで大谷の写真が登場した。開幕に間に合わない見通しになっている中、しばらくは室内での調整が続きそうだが、昨季の投打の「二刀流」による活躍でチームの顔に定着したことも印象付けた。

 (テンピ共同=松下裕一)