井桁に組んだまきを燃やし、火の粉が舞う方向などで農作物の作柄を占う二戸市の奇祭「サイトギ」は10日、同市似鳥の似鳥八幡神社(佐藤清寿(せいじゅ)宮司)で行われた。火の粉はまっすぐ空へと上がり、今年は「平年作」の託宣が下された。

 約250人が見守る中、水ごりで身を清めた下帯姿の男衆29人は、ほら貝の合図で燃え盛る井桁に立ち向かった。

 高さ約2・7メートルの井桁を棒で揺さぶると、舞い上がった火の粉はほとんど風に揺れることなく上がり、夜空を赤く染めた。