9日午後0時半ごろ、八幡平市の姥倉(うばくら)山(1517メートル)山頂付近で、天然の斜面を滑るバックカントリー(BC)スキー中だった東京都文京区の会社員女性(36)が立ち木に衝突したと、同行していた友人男性から県警本部に通報があった。女性は約1時間20分後に県防災ヘリで救助され、盛岡市の国立病院機構盛岡病院に搬送。左すねを骨折した。

 岩手署によると、女性は同日午前9時ごろ、雫石町の網張温泉スキー場のリフトを利用し、友人男性2人と入山。正午ごろに姥倉山山頂付近から滑り始めたが、立ち木をよけきれなかったとみられる。男性2人は自力で下山した。

 県警によると、過去5シーズンの冬山遭難は24件で、このうちスキー、スノーボード中は2件。先月13日には八幡平市と同町にまたがる大松倉山付近でスキー客6人が道に迷い一時遭難した。BCの遭難者は北海道などで急増している。