釜石市の釜石海上保安部(渡辺博史部長)は、昨年の県内の船舶海難、人身事故の発生状況をまとめた。人身事故者は29人(前年比7人減)だったが、うち死亡・行方不明者は17人(同2人増)と過去5年で最多。2017年にゼロだった自殺者が5人に上り、漁船などからの海中転落と並んで死因の最多となった。

 自殺は春に多く、海岸での防止策には限界があるため関係機関と連携した対策が求められる。船からの海中転落で死亡した5人はいずれも救命胴衣非着用で、保安部は救命胴衣の着用などを引き続き啓発する。

 マリンレジャーに伴う海浜事故での死亡・行方不明者は2年ぶりになかった。