岩手河川国道事務所は31日、復興支援道路の東北横断自動車道釜石秋田線釜石-花巻間(釜石花巻道、80キロ)のうち、遠野住田インターチェンジ(IC)-遠野IC間11キロを3月3日に開通すると発表した。釜石花巻道は沿岸と内陸を結ぶ大動脈。今回の開通により残るは釜石市の6キロ区間のみとなり、事実上、横軸がつながる。本年度中の全線開通を予定し、被災地と内陸の製造拠点、商圏との一体化がさらに進む。

 同区間の開通で、仮称釜石西IC-花巻ジャンクション(JCT)までの74キロが直結する。未開通は同釜石JCT-同釜石西IC間の6キロのみとなり、3月末までに全線開通する計画だ。

 現状では、沿岸から内陸に向かうには仙人峠を越えた遠野住田IC付近から一般道を経由する必要があった。同事務所によると、今回の開通で、例えば釜石、花巻両市役所の移動時間は11分短縮され、85分となる見通し。