釜石市鵜住居(うのすまい)町の根浜MIND(マインド、岩崎昭子代表理事)は2020年度から、04年のスマトラ沖地震で被災したインドネシアのアチェ州の防災活動に協力する。国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業で、東日本大震災の教訓を生かし同市が取り組む防災教育などを発信する。

 7日は同州観光文化局のズルキフリ次官(48)やアチェ津波博物館のハフニダール館長(43)ら7人が、同市鵜住居町のいのちをつなぐ未来館などを視察した。

 同州は同地震で約16万人が犠牲になったが、発生から15年を経て市民の防災意識の低下が課題。根浜マインドは最長3年間、避難訓練など教育現場の取り組みや伝承活動のノウハウを現地の防災関係者と共有し、市民の交流も目指す。詳しい内容は今後検討する。